WORKS施工事例

まさかの円形?遊び心満載の事務所

「変わった建物が建てないなぁ」と始まったTOの新事務所計画。

丸いフォルム…理想の形にする為に現実は険しい道で職人さんに断られる事も。

みんなが初の試みでたくさんの不安はあったけれど、何事もチャレンジ!

施工も時間がかかり少しずつ作り上げていきました。

見た目からも分かるように遊び心満載、こだわりがつまった新事務完成しました。

 

 

こだわりポイント❶

自然に馴染む丸さ
まさかの円?!この土地の自然に馴染むよう丸いフォルムに設計施工しました。屋根の曲線が約22メートル あり、工場から現地まで運ぶことが不可能なため、屋根の高さにステージを作り、そこに工場から運び出した 加工機械をクレーンで乗せ、現地で1枚ずつ加工しながら施工することになりました。かなり手間の掛かる施工でしたが、「良い丸さ」になりました。

 

 

こだわりポイント❷

天を突き抜ける本棚
吹き抜けを活用して、思い切って天井まで約5.4mのオーク本棚をつくりました。東京の東洋文庫ミュージアム に約9mの本棚、韓国のピョルマダン図書館に約13mの本棚がありますが、奈良県では自称1番背の高い本棚か もです。本棚サイズは高さ440mm・幅410mm・奥行300mmで、大きな画集やグラフ雑誌・LPレコード等も並べる ことができる大きさにしています。さらに本棚に高さがあることでインテリアとしての空間にしました。

 

 

こだわりポイント❸

心が豊かになる窓
コーヒーやレコードを愉しみ、大きな窓から見える景色で、心が豊かな気持ちに。大きな窓にすることで、外と のつながりをいつでも感じられるようにしました。自然の中でリラックスし、開放感が出て部屋も広く感じます。

 

 

こだわりポイント❹

薪・薪・薪ストーブ
ここまで拘って、まさかエアコンで暖を取るなんて無いですよね。と言わんばかりのデンマークのHWAMの薪 ストーブ。薪の熱エネルギーでストーブ本体と正面のガラスから赤外線として放出される『輻射熱』が自然素材 やガラスに熱が溜まり、火が消えた後も穏やかに放熱され続けるので優しい暖かさを保ちます。鋳物の融点が 約1,200°Cのところ、HWAMの鋼板は約1,600°Cとさらに高く、熱衝撃にも強いとされています。

 

 

こだわりポイント❺

これが倉庫?!
モノクロニズムを代表するフランスの画家イヴ・クラインのインターナショナル・クライン・ブルーという『鮮 やかで深い青色』をイメージして、梁をこの青色に塗装しアクセントにしました。屋根に透明のポリカボーネー ドを採用することで空との繋がりを作り、採光を取り入れ、イヴ・クラインのこの青色が意味する『青空』『空 間への飛翔』『宇宙的な想像力』に近づけてみました。屋根材のポリカボーネードには、透明性・耐衝撃性・ 耐候性・自己消火性が高いといった多くのメリットがあります。

 

 

こだわりポイント❻

小物とディスプレイ
新旧関係なく、様々な小物や本がいっぱい!是非建てたいお家のイメージにも役立ててください。

 

 

こだわりポイント❼

ヘキサゴン
ヘキサゴンすなわち六角形です。 科学や技術の分野でよく使用される図形のため『科学』『技術』の印象や、ハチの巣や雪の結晶なども六角形 がみられることから『自然的』な印象もあります。この高取という地の『自然的』や『科学』『技術』を備え た工務店としての誇り・お客様や仲間や様々な方々との『つながり』『絆』を大切にしていきたい・『均衡』 『安定』という何事にも最もバランスの良い状態、これら全ての思いを込めた設計コンセプトとした床材・壁 材を選びました。

 

 

こだわりポイント❽

照明
室内はダウンライトでスタイリッシュな空間にしました。 グレアレスダウンライトで配光をあえて狭めて眩しさを少なくし『落ち着いた雰囲気』を作り、調光機能で部屋 の雰囲気を変えることも可能にしました。玄関はルイスポールセンの『アルバスルン ウォール』というプレー ンなシェードとグレアカットリング、ガラスカバーのシンプルな組み合わせが美しい印象を生み出すウォールラ イトを採用しました。ルイスポールセンは、創業からまもなく約150年のデンマークの老舗照明メーカーで『暗 闇と光』『フォルムと機能』『モダンとクラシック』を兼ね備えた製品を作り続けています。 倉庫には、屋外環境にも耐える真鍮の堅牢さとレトロな雰囲気を持った船舶用照明に採用されている耐久性の 高いパーツを使用したウォールランプを採用しました。

 

 

 

 

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工事内容事務所新築
工事期間8ヵ月